
津軽へ来た八月から一ヶ月経ったころ、主人公は金木行の軽便鉄道でかつての友人加藤慶四郎に出会う。彼は戦地で傷を負い伊豆の伊東温泉で療養をしていたのだが、その間に終戦となりちょうどその日家族の元へ帰るところだった。
主人公はたまたま手に入れていた清酒を手渡す代わりに(なかなか受け取ってくれなかったので)、その加藤の家に遊びに行かなければならなくなる。
そこで、彼に「決して忘れる事が出来ないだろうと思われる妙な事件」を聞かされるのだが……。
+ + +
紫陽花は加藤慶四郎の語る話の中に出てきます。少しだけですが、印象的です。
青空文庫で読むことができます。
≪関連ページ≫
・太宰治 「水仙」(水仙)
・太宰治 「葉桜と魔笛」(桜)
・太宰治 「めくら草紙」(夾竹桃)
・太宰治 「令嬢アユ」(花菖蒲)
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